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マヌカハニーを選ぶならUMF10+以上がおすすめの理由

マヌカハニーを選ぶならUMF10+以上がおすすめの理由
UMFとは、ユニーク、マヌカ、ファクターの略で、マヌカハニーに含まれる抗菌要素のことです。
ニュージーランドのマリオ族が古くからマヌカの葉や樹皮を煎じて飲んだり、塗ったりして薬として用いてきたマヌカの花から採れるマヌカハニーは、普通のハチミツでは得られない強い殺菌効果を持っています。UMFは、その抗菌力を示し、容器に記載されています。
UMF10+が目安
マヌカハニーのUMF規格が誕生して15年になりますが、体質改善のために用いるには、UMF10+(MGO100+)以上の表示があるものを購入するようにしましょう。
数字が大きくなるほど、抗菌力を持つメチルグリオキサールの抗菌力が高くなります。UMF10+以上でなければ、感染症の治療や免疫力の向上、ピロリ菌や胃潰瘍などに関係した細菌の除菌には効果を期待できません。
普通のマヌカハニーの健康効果が認められる数値は、UMF10+ですが、この数値は、消毒液であるフェノール水溶液の殺菌力と比較したものです。
マヌカハニーに含まれるメチルグリオキサールにどれだけの殺菌作用があるかを示す規格で、MGO100+と同じ効果があるということです。
マヌカハニーのブランドマークについて
UMF規格は1998年に誕生しました。当時は普通のハチミツとの違いや効能がよく分からなかったため、ユニーク、マヌカ、ファクターと呼び、その頭文字をとってUMFと名づけられました。このUMFは、「UMFハチミツ協会」の会員メーカーのみがUMFブランドの使用が可能となっています。
マヌカハニーのブランドマークに、UMF表示と混同しやすいTA表示があります。TAとはトータルアクティビティー検査の略です。TAは過酸化水素とメチルグリオキサールを合わせた抗菌力の検査をします。
UMF規格とTA規格がまぎらわしいのは、あるマヌカハニーに含まれる抗菌力が過酸化水素10+とメチルグリオキサール10+の場合は二つを足してTA20+と表示されます。UMF規格での表示は、メチルグリオキサールの抗菌力のみを表示するのでUMF10+となります。
様々な国が認めたマヌカハニー
日本では仙台の国立病院で手術後の患部にマヌカハニーを直接塗って殺菌、抗菌効果をを高めています。また、術後の感染症の予防にも使われています。
神戸の胃腸器科の私立病院では、ピロリ菌の抗生物質治療で除菌できなかった患者さんの治療に使っています。ピロリ菌を抗生物質で除菌するには、7日間ピロリ菌を除去する抗生物質を飲み続けます。しかし、100%除菌できるとは限らず、さらに耐性の強いピロリ菌を生み出してしまいます。マヌカハニーで治療した場合、毎食前、30分と寝る前の30分にスプーン1杯を8週間摂取し続けたところ、ピロリ菌が除菌された結果が発表されています。
カナダでは、副鼻腔炎の治療に緑膿菌と黄色ブドウ球菌の除去効果があることを確認し、除菌力が抗生物質より高いことを認証しました。
アメリカでは、創傷治療の効果が抗生物質より高く、耐性菌の発生を抑えるため、マヌカハニーの使用が有効であると結論づけています。
マレーシアでは、抗生物質の効きにくい耐性菌を除去するために、マヌカハニーを天然の治療物質として認定しました。
イギリスでは傷口の手入れにニオイなどを取る抗菌の布を使っていましたが、マヌカハニーを塗布した布に変えたところ傷口からのニオイがしなくなり、治癒力が増したと言われています。
ニュージーランドの医療現場では
マヌカハニーの研究の第一人者であるピーターモラン博士によると、UMF12~13+のマヌカハニーで、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌による骨膜炎菌敗血症による皮膚潰瘍などの複数の臨床実験治療効果があったことが紹介されています。外科手術でも、抗生物質でも治療がおこなえなかった化膿性汗腺炎の患者の患部にUMF13+を塗布すると1ヵ月で治癒したと報告されています。
ニュージーランドでは、マヌカハニーの抗菌性物質メチルグリオキサールが有毒細菌には毒性を示し、正常な細胞や有用な菌には毒性を与えないことが証明されています。
最後に
数年間抗生物質を投与したものの治療ができなかった胃腸疾患が、マヌカハニーを用いて治療したところ、短期間で効果が出たといった医療現場からの報告もあるようです。病院にかかるほどでもないと思われる、逆流性胃炎や便秘や下痢などの症状を改善する働きもあるので、マヌカハニーを常備薬代わりに置いておくと良いでしょう。その際はUMF10+以上の医療効果のあるものを選びましょう。