
効果の高いマヌカハニーの飴を買うときに見るべきポイント
1980年代後半にワイカト大学のピーター、モラン博士がマヌカハニーの特別な成分を発見してから、世界中にその人気が広まりました。
最近では手軽に抗菌効果が得られることから、マヌカハニーの飴が静かなブームとなっています。独特の甘みが苦手という方には、レモンや黒糖、ハーブなどがブレンドされた日本人好みの飴も販売されています。
マヌカハニー飴を買うときには、MGOとUMF をチェック
マヌカハニー飴を買うときは、箱や袋にMGOとUMFの表記や、数字が書かれているので、確認してから商品を選びましょう。
MGOとは、抗菌効果がある食物メチルグリオキサールが、マヌカハニー1㎏に何mg以上含まれているかを示しています。10+、100+といった表示の数値が高いほど食物メチルグリオキサールの含有量が多く、抗菌力が強くなります。
UMFとは抗菌作用の強さを表し、5+、10+と数字が大きくなるにほど、抗菌効果が高くなります。
MGOが100以上、UMGが10以上なければ、風邪などの症状の緩和にはならないようです。また、無表示の場合は信頼性に欠けるので、購入は控えましょう。
*キャンディタイプのマヌカハニーはMGOとUMFの基準を満たしていれば、液状タイプのものと同様に効果が期待できます。
ウイルス性の疾患予防にもなるので、旅行や出帳などに携帯するのに便利です。
マヌカハニーのど飴を摂取するメリット
のどの調子が悪いときは時間をかけて飴を舐めることで、ゆっくりと抗炎殺菌作用が効いてきます。のど全体にマヌカハニーの効果を行き渡らせるには、のど飴が効果的です。
妊娠初期に風邪を引いてしまい風邪薬が飲めない場合は、マヌカハニーののど飴が効果的です。また、授乳中に風邪を引いた時にも助かります。そんな時には、ニュージーランド産の効果の高いものを選ぶようにしましょう。
乳児にとって良くないと言われるボツリヌス菌が、母乳を通して赤ちゃんに影響を与えることはありません。
より安心を得るには、マヌカハニーを使って手作りの飴を作ってみましょう。
作り方は、マヌカハニーに市販の水あめを加えて鍋で煮て、クッキングシートに少しずつ乗せて、冷やして固めます。コーンスターチをまぶしておくと飴のくっつきを防げます。手づくりだと安心して必要な時に舐めることができます。
マヌカハニー飴は、スポーツ後の筋肉痛を和らげる効果があります。マヌカハニーには免疫力を上げる効果があるため、ラグビーなどの激しい運動の後の疲れを素早く取り去ってくれます。
マラソンなどの持久力がいるスポーツにもおすすめです。マヌカハニーの糖分は白砂糖の糖分と違い、ゆっくりとエネルギーに変換されるので体に有効です。
旅先などで気温の変化で鼻が詰まった時は、マグカップにマヌカハニー飴を入れて熱湯を注ぎ、頭からすっぽりとタオルをかけて蒸気を吸い込みます。
鼻の通りが良くなるだけでなく、肌の乾燥を防ぎ保湿ができるとともに肌トラブルが改善されます。
のど飴を舐めるときの注意点
マヌカハニーのど飴に限らず、どののど飴にも言えることですが、一日に何度も舐めるのは逆効果となります。特にマヌカハニー飴は抗菌作用が強いので、炎症を抑えようと思って続けて何個も舐めると、逆に炎症を招いてしまうことがあります。
のど飴は、医薬品、医薬部外品、食品に分けられますが、医薬品や医薬部外品の説明書には、2時間以上間隔をあけるように指示されています。
のどの粘膜には絨毛機能と呼ばれる体内にウイルスが入ってきたときに体外に出す働きがありますが、のど飴を舐めすぎると唾液不足になり口の中が乾燥気味になってしまいます。粘膜の乾燥は、鼻やのどなどの上気道のトラブルを長引かせてしまいます。
マヌカハニー飴の価格と種類について
マヌカハニー飴と名前がついていても食品として安価で販売されていて、UMFやMGOについて記載されていないものは、信憑性に欠けます。
マヌカハニーの効果が得られる飴は、最低価格が普通ののど飴の10倍以上の1000円以上はするようです。
マヌカハニー飴にはプロポリスが入ったものが多くみられます。マヌカハニーもプロポリスも強い殺菌力を持っていますが、プロポリスが配合されることによって、ピリピリした刺激を感じます。
もともとアレルギー体質の人は、まれにプロポリスが原因でアレルギー症状を引き起こすことがあります。心配な人は様子を見ながら舐めるようにしましょう。
最後に
マヌカハニーと名の付いた飴はスーパーやドラッグストアで簡単に手に入りますが、名ばかりで全く効果が期待できないものもあります。ニュージーランドのマヌカハニーを原料とし、MGOとUMFの基準を満たしたものを購入するようにしましょう。
マヌカハニーは、世界中で健康面や美容面での効果が注目されていますが、キャンディタイプのものなら、手軽に持ち運べていつでも口にできます。何かと忙しい現代人にはぴったりな摂取方法といえます。